中3で感じた食の大切さvol3

ガスも電気も水道も使えない、数日後ようやく

電気が通り、テレビをつけた。

愕然とした。。

高速道路の倒壊、三宮の崩壊、長田の火災、、

しかし、日本の助け合いの心から救援物資の到着は早くも被災地へ届き出していた。

毛布、日用品、食料等、都市部での大規模災害という前例のない中での対応、すごく感謝してます。

ただ、物資が届く場所は、メディアに取り上げられている被害の酷い地域に集中し、同じくインフラはストップしているが、建物などの損壊や死者が少ない地域には、あまり届いていない状況でした。

私の住んでいた地域ではなかなか食料の配給が追いついてない状況、しかし、祖母(父方)を助けに行った灘区では、食料が余っている地域もあった。

全てが、満遍なくということは難しいのでしょうが、こういった状況は、災害に関係なく今も世界中の至る所でみられる現状です。

経済的な貧富の格差は仕方のない部分ではあると思いますが、今、私の周り(私自身も含め)では、家庭、飲食店も含め、食料の廃棄というものにさほど抵抗なく行われていることは事実、そして、その廃棄される一部のものですら、口にできない方がいるのも事実。

震災からおよそ30年になろうとしている今、一度は当たり前にあるインフラや食料がないという経験をした私自身もう一度、当たり前が当たり前ではないということを、このブログを書きながら認識しました。